光干渉断層撮影(OCT)に重点を置いて生体医学的応用を目的とするドイツ-日本のリサーチアライアンス

「OCTmapp」プロジェクトの目的は、日本のバイオフォトニクスを支える永続的な研究基盤とネットワークを確立することです。プロジェクトで最初に取り組む重点課題は、新しい医学的利用に向け撮像法としてのOCT技術の開発を推進することです。

プロジェクトのコーディネーターはフラウンホーファー生産技術研究所(IPT)が務めます。長年にわたりこの分野の専門的な知識を蓄積してきたIPTは、光計測、特にOCTの分野でフラウンホーファー内の技術的なリーダー役を担っています。日本の先端生命医科学研究所(ABMES)は、東京女子医科大学(TWMU)の中央研究組織であり、世界的な名声と知名度を備えた日本で最も有名な医療機関です。ABMESは主に臨床経験を提供することでプロジェクトに貢献します。 実用化の取り組みは、フラウンホーファー国際マネジメント・知識経済研究所(IMW)が支援します。

産業パートナー用のR&Dプロジェクトや公的資金を受けた研究プロジェクトを実施するために以下の研究施設の設立を予定しています:

  • OCT技術革新研究所(研究の現場)
  • 医療用OCTコンピテンスセンター(研究協力ユニット

より多くのパートナーに参加してもらうために、東京女子医科大学(TWMU)にバイオフォトニクスに関するドイツ-日本のリサーチアライアンスも創設されます。先端生命医科学研究所(ABMES)の先端工学外科学分野に所属する正宗 賢教授が、ABMESに開設される上記の研究施設を支援します。

次ページに示すネットワークの構築を目指します:

本ネットワークへの参加にご興味のある企業様は、是非「OCTmapp」プロジェクトチームのメンバーにご連絡ください。